ペットロスで辛い時をどう乗り越えたら良いの

泣きたい時に泣いて無理に頑張らない

 

ペットを亡くし、早く立ち直らなければと無理をしたり、
泣いてばかりいてはいけないと悲しい気持ちを
閉じ込めようとすることで、かえってペットロスから
抜け出せないことがあります。

 

それは、無理をすることで事実を受け入れることができず、
悲しい気持ちを消化することができないからです。

 

例えば、家族でペットを飼っていた場合、
亡くなった時は家族全員悲しみにくれます。

 

しかしペットロスを乗り越える期間というは人いより
違いがあり、そのズレにより家族間でギクシャクした
雰囲気が流れてしまうことがあります。

 

「いつまで落ち込んでいるの?」
「早くいつも通りのあなたに戻って」
などのような言葉から、ペットロスから抜け出せず
にいる家族は、無理に元気に振る舞おうと
頑張ってしまうこともあります。

 

ところが心はまだ悲しみから立ち直れていないため、
疲れてしまい余計に負担がかかり心の穴が開いた
ままになってしまうのです。

 

悲しい時には思いっきり涙を流し、無理に明るく
振る舞おうと頑張りすぎる必要はありません。

 

自分の感情に身を任せ、その気持ちに寄り
添ってあげましょう。

 

1人暮らしの方の場合、ペットが亡くなった悲しみから
立ち直れず、引っ越しを検討する人も多いようです。

 

しかしペットロスの時期の大きな決断は
、寂しさに耐えられないなど、平常心ではないためで
あることが大いにあります。

 

新しい行動は起こさず、現状の状態で自分の気持ちと向き合う方が良いでしょう。

自分を責めせず?時には気持ちをわかってくれる人に話を聞いてもらう

 

ペットロスにより「ああしてあげていたらよかった」
「どうしてああしてあげられなかったのか」など、
後悔をすることも多いことでしょう。

 

しかし自分を責めてばかりいては、心がずっと悲しみから
抜け出すことができません。

 

自分を責め、悔やみながら過ごしていくのではなく、
楽しかったことを思い出し感謝しながら過ごすことを
心がけてみましょう。

 

そのきっかけ作りとして、例えば亡くなったペットの写真を
整理しアルバムを作ってみたり、手紙を書いてみたり、
絵を描いてみるのも良い方法です。

 

自分の気持ちに合わせ、無理のないペースで
作業をしてみることをおすすめします。

 

そして自分1人で気持ちを溜めこむことのないよう
、自分を責めてしまうような気持になった時には、
同じ経験をしている人などに話を聞いてもらいましょう。

 

気持ちを声に出すことで、心の整理にも繋がりペットロス
を乗り越えるための一助にもなります。

 

周囲に理解してもらえなくても気にかけない

 

ペットロス症候群は、社会的にも深刻な
問題であると言える一方で、やはりまだまだ
認知度数としては低いと言わざるをえません。

 

「ペットが亡くなったくらいで」「気の持ちようじゃないのか」
などと、心無い言葉に落ち込むこともあるかもしれません。

 

こういった周囲の無理解により、さらに心理的負担
がかかりペットロスからの立ち直りを遅くさせてしまう
ことがあります。

 

なかなか難しいことかもしれませんが、周囲の心無い
言葉は受け流し気にかけないようにしましょう。

 

周囲の偏見を間に受けることで、悲しみや辛さから目
をそらそうとしてしまいがちです。

 

自分の気持ちに向き合わないようになってしまうと、
ペットロスを乗り越えることが難しくなってしまいます。

 

ペットを家族の一員として大切に育て、たくさんの癒しや
楽しい時間をもらった分、別れが悲しくつらいものになってしまうのです。

 

ペットロスから立ち直ろうと無理をせず、
ゆっくりと時間をかけて乗り越えていきましょう!

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